「ABUロボコン2021」に出場しました!
結果のご報告
東京大学 RoboTech は 12 月 12 日に開催された「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2021」に日本代表として参加しました。
今年の ABU ロボコンは NHK 学生ロボコンとは大きく異なるルールの元で行われ、各国代表チームがオンラインで競い合いました。
そのため NHK 学生ロボコンから ABU ロボコンまでの約二ヶ月間で、全く新しい機体を製作し大会に臨むこととなりました。
第一試合では駆動モーターが不具合を起こしたためリトライを余儀なくされ、その際に外した矢の回収に時間が掛かり46点と最高得点である80点には及びませんでした。
第二試合では矢を一本外してしまいましたが素早く回収を行って投げ直し、矢を全て入れることで最高得点の80点を達成することができました。
今大会では二試合の平均が最終結果として扱われましたので、第一試合が尾を引き RoboTech は 21 チーム中 13 位という結果に終わりました。
表彰式では製作したロボットが評価され、特別賞のTOYOTA賞を頂くことができました。
大会を振り返って
今大会を通じて、本番でミスなくロボットを動作させることの難しさを改めて痛感しました。
しかしながら、NHK 学生ロボコン後の短い期間で完全にロボットを作り替え、十分に世界で戦えるロボットを作り上げられたことを誇りに思います。
今年のABUロボコンでは優勝には届きませんでしたが、この悔しさをバネに来年のロボコンに向けた開発を進め、優勝を目指して精進して参ります。
今後とも東京大学 RoboTech の応援をどうぞ宜しくお願い致します。
試合の動画
大会の様子と結果については、現在ABU ロボコン公式サイトで閲覧することが可能です。
また、大会のアーカイブ動画は以下からご覧いただけます。
また、大会後に本番フィールドでノーミスを達成した際の動画です。
NHK大会後2か月でロボットを作り直し約95%の投擲精度を実現したのですが、1試合目足回りモータの不具合で矢があらぬ方向へ外れて悔しすぎたので、試合後に会場を使わせてもらってノーミス満点を45秒で達成した様子です。
— 東京大学RoboTech (@UTRoboTech) December 17, 2021
多くのエアシリンダで矢の向きを整えているので、プシュプシュ音がすごいです笑 pic.twitter.com/Y91PMpiVU5